アイアムビリーバー

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マスメディア大丈夫?グロースハッカーでカネの流れも変わる

2017/03/11
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ライアン・ホリデイ氏の「グロースハッカー」を読みました。

グロースハッカー

先日、梅木雄平氏の「グロースハック」を購入しまして、途中まで読んでいたのですが、先にライアン氏の「グロースハッカー」を読んでしまうことにしました。

グロースハッカー

目次

・イントロダクション
・ステップ1 まずは人が欲しがるものを作れ
・ステップ2 自分なりのグロースハックを探して
・ステップ3 クチコミを巻き起こせ
・ステップ4 つかんだユーザーを手放すな
・最後に 私自身のグロースハックー学びから実践へ

 

アマゾンのレビューを見ると翻訳前のKindle版が「たった3ドル」だとか(驚)たった3ドルなので、内容がブログ程度という批評もありますが、これを既に実践していたり、この本以上の情報を蓄積している人にとっての話であって、それ以外の人には価値ありな一冊です。

具体的なテクニックの話というより考え方の話

私はこの本を読むまで、グロースハック=マインドセット という認識がなかったので、そういう考えもあるね!確かにそうかもしれない。と思えただけで、読んで良かったと思えました。

では、内容について

ブランディングにお金はいらない


ニーズやウォンツを利益に結びつけるのが一番だと思っていても、それを無視して「自社の利益から逆算したようなプラン」「利益がどれだけでるのか?」など、絵にも書けない餅の話や、その皮算用でとれたためしのない話など、自社の戦略がそういう流れで立てられているのでは?と普段から感じていたり、少しでも疑っている人は読む価値があります。

ニーズやウォンツを無視しても、マスメディアに大々的に広告を掲載すれば、人々は関心を持つし、しつこく掲載すれば、それが常識や流行だと思うにちがいない。。。そんなオトギバナシは既に消滅しています。

この本に解説されていることが本当なら、モノやサービスを人に知ってもらうことにマスメディアは不要です。また、ブランド価値を上げるために、セレブに宣伝してもらうことさえも必要ないのです。広告掲載料を収益の大部分としているマスメディアにとって、グロースハック及びグロースハッカーの存在は痛い存在になっていくでしょう。

グロースハックによって新興スタートアップなどが、いつの間にか巨大な発言件とマスメディアに変わる存在に急成長するのを横目でみながら、その方法論とは対局にある方法論を行うことによって、収益の大部分を稼いでいるということは、これから先にどのような結果が待ち受けているのか?それを想像するのは、とても簡単なことです。

声の大きさを収益化の大前提にしていた企業が、声の大きさではナイんだよと言われているのです。

そして、大切なのは「ソーシャルカレンシー(社会的通貨)」だと

事業を常に成長させていくためにできる最善な方法はなにか?

本書には解説として、クックパッドの加藤恭輔氏が同社で行なっているグロースハックについて語っています。
(メルマガを使ったA/Bテスト、無料クーポンのプレゼント方法、投稿フォームのHackなど)
また、同氏が関わる家計簿アプリ「Zaim」の登録フォームのHackについても書かれています。

 

定着率10%上昇は、企業価値30%上昇に相当

新規ユーザーの購買率が5〜20%なのに対して、既存ユーザーの購買率は60〜70%に達することが要因のようです。

最後に一言

今まで、モノやサービスの利用者を増やすには、ウェブであればリスティング広告などが必需と思っていたのですが、どうやらそれは、一番簡単ではあるが効果としては一番ではないし、最善な方法が浮かばない人が頼る、仕組みのない方法なのかもしれない。

サービスが完成してからマーケティングをはじめるような企業と、グロースハックというマインドセットを持っている企業の差が地球何周分もあって、時間軸の流れさえも別物のような気がしてなりません。

また、プロダクト・マーケティング・フィットについても書かれていましたが、そこに至らないサービスが利用者を無視すれば下り最速だろうな。。。なんて思いながら読みました。

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