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夢想家でも出来たことやったこと

ウェブ上でクリックされるエンタメ

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「ライバルはエンタメ記事が多いので」こんな会話が聞こえてきたら、ライバルやるな!と私なら思ってしまいます。

自分達は一定のカテゴリーについて特化しているから、ライバルのエンタメで枠を埋めるようなコンテンツは脅威に感じていない。これがこの会話の真意だろう。

読まれる記事と読まれない記事

2010年4月の「ヤフートピックスの作り方」奥村倫弘著

ヤフー・トピックスの作り方
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「第三章 コソボは独立しなかった」の中に読まれるジャンル、読まれないジャンルについて書かれています。

09年11月のトピックスの本数1640本を閲覧数ベースにした数値
・エンタメ 25%
・スポーツ 24%
・国内 15%
・地域 15%
・経済 9%
・海外 5%
・サイエンス 3%
・コンピュータ 2%

ヤフートピックスの作り方 106ページより

半年前の数字も記載されていますが、エンタメ、スポーツ、国内の3ジャンルで60%を超えるシェアを持っています。

こういった数値を把握していれば、「ライバルはエンタメ記事が多いので」という会話から、これはどういう戦略なのか?ライバルは無料のメディアであるのなら、PVを最大化して広告で稼ぎたいのでは?など、そこから仮説や対する戦略が議論される気もするのですが。。。

最終的には儲かるの?損するの?

もう1冊、エンタメだから大丈夫的な発言ができなくなる本を紹介します。

ウェブで儲ける人と損する人の法則
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「ウェブで儲ける人と損する人の法則」 中川淳一郎著
この本では、冒頭からどんなコンテンツがウェブでは好まれるのか書かれています。

人は、面白いものをクリックする
人は、面白いものを広げる
人は、自分が得する情報を収集する(自分が得するサイトを閲覧する)

そして。結局人々はテレビのネタ、芸能ネタ、スポーツネタが「高尚」なネタよりも好きなのである。

ウェブで儲ける人と損する人の法則 18ページより

先程のヤフートピックスの作り方に少しもどると、コソボ独立の記事があまりにも閲覧されなかった為、事実が広く認知されなかった。ヤフートピックスの中の人達の間では「コソボは独立しなかった」と言っている。

中川淳一郎氏の「テレビのネタ、芸能ネタ、スポーツネタが高尚なネタよりも好き」という分析がドンズバなのである。

地域に特化したトピックス

ヤフーを閲覧する目的がヤフートピックスだったりする人も多いと思いますが、その他にもコンテンツがてんこ盛りなのは紹介するまでもありません。

ネット以前は、ニュースといえば海の向こうの出来事、政治・経済と認識していましたが、ネット後・ソーシャルネットサービス後は、より身近な人の話題もニュースだと認識するようになりました。

地方のメディアがヤフーに変わり「地域のポータルサイト」が地元の人のポータルになる。もし、それを目標に再構築しているのであれば、ヤフーからトップページをもぎ取ることができるかもしれません。

それくらいのスケールで計画しているとしたら、無料で閲覧できるウェブサービスも、その規模が伴えば充分マネタイズすることが可能なのではないかと思います。

一番可能性が高いメディアが地方新聞です。

地方新聞の購読者数が減少する前に、購読者にこのポータルサイトの利用者になってもらう。現在の購読者数にもよりますが、購読者の大半が利用者になれば、その数を利用して他のサービスを提案することもできます。ヤフオクに代わり、地元メディアが運営する実際に会える範囲での「オークション・フリマ」なんてどうでしょうか?

まとめ

エンタメ情報はあなどれません。それが二次情報であれ、その情報と身近な話題を楽に行き来できるサービスって以外とありなんじゃないかな?思っています。

そのサービスに必要なのが利用者数です。利用してもらうための障壁をとにかく取り除き、圧倒的な利用者数を背景に新たなサービスを提案してマネタイズしていくのが、今の流れだと思います。

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