Googleアナリティクスは利用しているけど、集計されたデータから分析するのは骨が折れます。
勝手に分析してアドバイスしてくれるサービスはないかな?
同じにSearchConsoleを利用しているけど、クエリやページの掲載順位の変動を連絡してくれるサービスないかな?
こんなわたしが利用しているサービスをご紹介します。
Googleアナリティクスのデータと連携
これから紹介するサービスはGoogleアナリティクスのアカウント、プロパティと連携することでその後の処理をある程度自動化してくれるサービスです。
解析データの変動をメールで知らせてくれるサービス
KPIを毎日メールしてくれる Dot metrix
KPIとはkey performance indicator 重要業績評価指標です。
Dot metrixは登録されているKPIの変化をメールしてくれます。
https://dot-metrix.com/
ユーザーサマリーのページビュー数・訪問数・ユーザー数・直帰率は1週間の値です
初期設定で登録されているKPIは、獲得、活性化、拡散、収益の4つに分類される内容です。
Dot metrixはAARRRというフレームワークを元に構成されています。
AARRRとは、ユーザーの行動をAcquisiton(獲得)Activation(活性化)Retention(継続利用)Referral(拡散)Revenue(収益)の5つに分類してそれぞれの指標から課題解決を行うフレームワークです。
詳しくは以下のDot metrixブログを参照下さい
http://blog.dot-metrix.com/?p=498
Dot metrixのKPI分析は、それぞれの項目について内容の編集が必要です(初期設定では継続のKPIが設定されていません)
獲得の分析は、サイト全ページ訪問数・Topページ訪問数・無料会員登録開始数・無料会員登録完了数・無料会員登録率
活性化の分析は、全体PV/全体UU・ヘルプを見る・メールマガジンに登録する
拡散の分析は、facebookでサービスをシェア・twitterでサービスをシェア・facebookでコンテンツをシェア・twitterでコンテンツをシェア
収益の分析は、商品の購入完了・ARPU(売上/全体UU)・ARPPU(売上/課金者数)
Dot metrixのその他の機能として、指標分析(ファネル分析・コホート分析・LTV分析・A/Bテスト)、ユーザー分析(ユーザー管理)なども備えています。
検索キーワードのランキングをメールしてくれる Gyro-n SEO
オーガニック検索からの流入が多いサイトはSEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)が重要です。
検索した時、何ページ目の何番目に表示されるのかで流入する数が変わってきます。多くの人に見てもらうためには上位表示されることが望ましいのは間違いありません。
https://www.gyro-n.com/seo/
検索順位に変動があったキーワードをメールで知らせてくれます。
10件まで無料でキーワードを登録して変動を知らせてもらうことができます。
Gyro-n SEO キーワードの登録方法
グループを登録後、キーワードを追加。グループ表示にするとこのように表示されます。
Googleでの順位、Yahoo!での順位、Googleスマホ検索での順位が表示されます。
ここで表示される順位は、SearchConsoleの検索アナリティクスで表示される掲載順位とほぼ同じですが変動をメールで知らせてくれるのがありがたいです。
分析のしかたをメールで提案してくれる Anatomy
Googleアナリティクスで計測したデータを分析し施策となる対策をすることは非常に難しいです。
AnatomyのSEO対策の提案が分かりやすかったのでご紹介します。
https://siteanatomy.com/
通常Anatomyはアナトミー分析アドバイスというメールを配信してくれます。最近届いたメールはこういうメールでした。
メール中の分析を実行をクリックするとブラウザへ移動しメソッドの実行を開始します。
メソッドはステップごとにダイアログが表示されるので迷子になることがありません。
AnatomyでSEO分析
全景ビューの画面から分析を選択すると分析メニューが表示されます。
最近使ったメソッドやお気に入り登録したメソッドを利用すると時間短縮できそうです。
流入キーワードとSEO情報を選択します。
このようにマス目と数字が表示されています。
左上の270と表示されているマスを選択しました。
ひとつの動作ごとにダイアログで誘導してくれます。
数字は検索流入数です。
メソッドの実行完了時に分析ヒントも表示されます。
検索キーワードの青字はmetaのkeywordに書かれています。黒字はmetaのkeywordに書かれていません。
metaのkeywordに含まれているものにクリックがありません。逆にmetaに含まれていないmtvでは流入もあり検索順位も上位となっています。
SEOキーワードは黒字が検索キーワードで使われているものです。赤字は検索キーワードで使われていないものです。
数字はコンテンツ内で使われている数です。Abema TVの使い方やアプリをコンテンツにしてもあまり効果がないようです。
どんな番組が放送されていて、その番組をダウンロードしたり保存したりできるのか?そこを掘り下げていくとアクセスアップに繋がるかもしれません。
まとめ
① KPIを毎日メールしてくれる・・・・Dot metrix
② 検索キーワードのランキングをメールしてくれる・・・・Gyro-n SEO
③ 分析のしかたをメールで提案してくれる・・・・Anatomy
つくった記事に思うような反応がない。どこかに原因があります。
Googleアナリティクスから時間をかけて導き出し、エクスポートした数値からレポートを作成。そこから施策を実施してみたいな手順を考えていました。
レポートを作成しなくても良い自分のブログなどであれば、このような便利なサービスを利用することで時間短縮しても良いのではないでしょうか!