どうしてこういう育ち方をしたのか?自分の子どもをみていても感じるけど、課題→回答→評価を学校で繰り返す段階で何らかの問題があるような気がする。
だから学校以外の場所で、何らかのちがう方法で、コミュニケーション、知識、技能を身につける努力をしている子だけが面倒な人間にならないで、まともに見える?!
まるでお客様のように、育成プラグラムを機嫌を損ねないように提供して、「あなたの良いところは。。。。悪いところは。。。。」なんてやっていたら、プログラムが提供されていないことに対応することができない人間になっても当然なのでは?
なるべく教えないで、自分で調べて、やって、失敗して、工夫して、再チャレンジして、できるまでやる。
こんな時間に余裕のあるのは、子どもの時だけなんです。
それを便利なプログラムでHackしてしまったら、失敗や時間の浪費に我慢できない「納得しないと動かない症候群」になってしまうのではないか?
本を注文してまだ読んでいないのだけどね
ここまでが読む前に思っていることです。また読後の感想をここへ追記します。
読後の感想 4/30追記
最近、自分がクチにした言葉ですが
1から10までの説明ではなく、0から0.1刻みで1までの説明をしないと理解されない
これは間違いではないようです。
どうして「納得しないと動かない症候群」になるのか?このメカニズムについては教育なのかなということが読んで感じられました。
これが変わらない限り、個人主義で無駄なことは一切しないということが社会の基本になってしまいそうです。そういう社会が訪れた時に、現在の中年世代は、社会から無駄な生き物として葬り去られるでしょう。
「団塊の世代」がつくりあげた「納得しないと動かない世代」によって、「団塊ジュニア世代」が殺される訳です。この流れはおそらく止めることができないでしょう。
20年後には現在の日本の姿はありません。それは当然のことですが、中にいる人間の気質は別人格になり、他国とのちがいもなくなっていることでしょう。
現在、日本に観光に訪れる外国人が目当てにしている日本らしい文化が消えると、観光する目的がなくなります。その結果、外貨を稼ぐこともできなくなります。
他国に輸出している家電などの製品は、設計者がいればロボットが生産することで解決できますが、購入する人間がコスパと他人のレビューのみを購入のきっかけにしているので、無駄遣いをしない彼等はヒット商品以外を購入しません。売れるメーカーが2つ3つあれば満足となりマーケットはかなり小さくなります。
失敗することを恐れているので、男性は女性に対して無理をしてまでも付き合おうという意識がありません。その結果、結婚までたどり着くことも少なく、その先の出産は更に遠くなり「少子化というより、全員が子どものままの社会」が訪れます。
国土が小さくなりませんので、空き家も急増します。国の中も外も守る人は不足します。結果、日本という名前だった国は、固有の文化・伝統を失ったことをきっかけに崩壊するでしょう。
優しく、悟ることができても、それは他人に対してではなく、自分に対してなのです。このままだと本当に崩壊です。
最初は企業の人手不足が発生します。現在は本当に人手不足なのではなく、コスパの良い仕事を選ぶ「納得しないと動かない症候群」が職を転々とするために、責任ある仕事をする人間が不足している状態です。
人手不足で若年層を採用したいと考えていた企業も考えをあらため、中途採用と高年齢化が進みます。
そうなることで、お金をもった高年齢層と、お金をもたない若年層が更にくっきり分かれます。
こんなことがずーっと継続できることもないので、最終的には企業も崩壊、日本も崩壊という流れになると私は考えています。
一部の若年層はそんな日本に見切りをつけて、グローバル企業を選択するでしょう。
なんか書いていて嫌になったなあ