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横山健の音楽を愛してやまないオレがオススメするKen Yokoyamaの人気曲13

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Ken Yokoyamaのどこが良いの? そう聞かれたら、こう答えるだろう。
 

  1. 歌メロは一緒に口ずさめてキャッチーで覚えやすい
  2. フックとなるサビやコーラスががカッコイイ
  3. 1番に答えても良いかもしれないが、横山健の弾くギター
  4. パンクのアティチュード(態度・心構え)
  5. バンドメンバーの力量の高さ

 
今、興味を持って調べている人に、Ken Yokoyamaの聴いてほしい曲を13曲紹介します。
 

Ken Yokoyamaの魅力とは

奇をてらうような楽曲はない。だから聴いた瞬間に「コレは嫌い」となることはないはずだ。パンクのアディチュードと書くと、その音楽や演奏までも、固定概念にあるようなパンクと混同されそうだが、決して楽曲はスリーコードを繰り返すような単純でものではない。(本来、スリーコードを繰り返し、名曲を作る方がむずかしいのだが。。。)※このスリーコードで誰かと議論する気はまったくありません。

その名前は出さないで紹介したかった

Ken Yokoyamaを紹介すると決めた時から、Hi-STANDARDと言う名前を出さないと考えていました。しかし、ギタリスト横山健を紹介する上では、切っても切れないのがHi-STANDARDというモンスターバンドの存在。

Hi-STANDARD初期に演ろうとしたスタイル

スラッシュメタルのように早くて、ギルバート・オサリバンかのようにメロディーが優しくて、クイーンのようなギター・ソロが入っていて、サウンドの核となるのはパンク・アティチュードで。

月刊ギグス2007年2月インタビューより

Ken Yokoyamaのスタイル

5thアルバムBest Wishesでは大きな変化があった。残念だけど上手く表現できない。誤解を覚悟で書くと、メロディや演奏よりも歌詞に比重が置かれた。そんな気がする。

震災の影響なのは言うまでもないが、5thだけが異質な空気を出している。バンド・スコアも発売されなかった。これまでとは絶対にちがう。これまでは、英語だとか日本語だとか、言葉は抜きに、そのメロディーと演奏だけでも良かった。

なのに、このアルバムでは単純にメロディーや演奏を楽しめない気がしてならなかった。このアルバムの内容が悪いわけではない。そこだけは誤解をしないでほしい。ただ、自分にとっては、「5th」= 震災を思い出すアルバムなのだ。
(↑ここ まで書いて数日経過後 以下⇣)

これを書くのに、今回あらためて聴き直したら「すごーくいつものKen Yokoyamaだった」原因はわかっています。やはりリリースされた時、聴く方のマインドもちがっていたのだろうなって(涙)。すごく平和な日常でリリースされたアルバムなら、すべてがちがっていた。そんな気がします。

2016年2月17日 追記

読者の方より「震災は2011年3月11日で4thアルバムの発売は2010年3月10日のようです。
http://kenyokoyama.com/release/four/
なので、4thアルバムと震災とは特に影響がないように思います。」

ありがとうございます! 4thと書いていましたが、5thの間違いです。Best Wishes は5枚目のALBUMです。ずーと気が付かないで、間違って書いていた自分が恥ずかしいです。

今のKen Yokoyamaに、期待していることがある

GRETSCHのギターを弾き、ギターへ熱量を注いでいる部分だ。自分はいくら心に響く歌詞を聴いても、そこにカッコイイ演奏とコピーしたくなるようなギターがないとダメな方なんで、そこはかなり大事です。

「もうパンクやメロコアという枠だけには収まらない」そして箱物ギターで、ロックンロールへ流れて行くの?
Ken Yokoyama 3rd EP [I Won’t Turn Off My Radio] リリース特設サイト / Pizza Of Death Recordsこのインタビューを読んで絶句した。。。これからどうなるのか楽しみ。とも思った。

 

Jun Gray、七夕の願い(猛爆)#pizzaofdeath #kenyokoyama #京都大作戦 #もんげー

横山健 Official instagramさん(@kenyokoyamaofficial)が投稿した写真 –

いよいよオレのオススメするKen Yokoyama

コンピレーションアルバムへの参加、音楽配信限定の楽曲もありますが、まず、手にしやすいアルバムの中から、公式にアップロードされているものを紹介します。そして最後に、オレのオススメする13曲も紹介。

横山健のソロとして、その1st 「The Cost Of My Freedom」がリリースされたのが2004年。このアルバムは、横山健 + LOW IQ ICHI(ベース) + 矢沢組(矢沢永吉さんのトリビュートライブの顔ぶれ)のメンバーで収録されており、正真正銘のソロアルバムの意味合いが強い。

2ndアルバム「Nothi’But Sausage」(2005年)からが、横山健が率いる、通称「Ken BAND」の1stと言ってもいいだろう。3rdアルバム「THIRD TIME’S A CHARM」(2007年)。4thアルバム「Four」(2010年)。そして5枚目のアルバム「Best Wishes」(2012年)と全5枚のアルバムをリリースしている。

PIZZA OF DEATHがネットにアップロードしているもの

約8年4ヶ月ぶりのシングル「Won’t Turn Off My Radio」

SOUNDCLOUD

オレの個人的なチョイス

いったいどこがオマエのオススメなの? って、ココからですよ。ココまでたどり着けばの話ですが(猛爆)

・Eight-Hour Drive(The Cost Of My Freedomより)
・Jealous(Nothin’ But Sausageより)
・I Can’t Smile At Everyone(Nothin’ But Sausageより)
・Empty Promises(Nothin’ But Sausageより)
・Lucky(Nothin’ But Sausageより)
・Why(Third Time’s A Charmより)
・Fuck Up, Fuck Up(Third Time’s A Charmより)
・Your Safe Rock(Fourより)
・Don’t Make Me Pissed Off Fuckin’ Son Of A Bitch(Fourより)
・It’s My Way, Go Your Way(Fourより)
・Still Burning(Fourより)
・Soul Survivors(Best Wishesより)
・If You Love Me (Really Love Me)(Best Wishesより)

The Cost Of My Freedomは「believer」が収録されたアルバム。ウチのサイトの名前が「iambeliever.biz」なんだけど、本当は「imabeliever.biz」にするはずでした。それがスペルの入力ミスで。。。。
Eight-Hour Driveは遠距離恋愛の曲。この曲はギターソロもイイ!

Nothin’ But Sausageは、2曲目のJealousから3曲目のI Can’t Smile At Everyoneへの流れがたまらない。6曲目のEmpty Promisesはギターソロのカノン風のフレーズに笑顔。11曲目のLuckyはメロディーやアレンジがすごくイイ!このアルバムが大好きです。

Third Time’s A Charmは1曲目のWhyがかなり王道の横山節。Fuck Up, Fuck Upは、色んなインタビューを読んだけど、サージの曲と健さんの曲を合体して出来た曲。

Fourは演奏の聴きどころがギターだけではなくなった。単音の早いギターの後ろで、jungrayさんが弾くベースがメロディーを歌っている。どのアルバムよりもベースの音圧が高いアルバム。ギターもYour Safe RockとIt’s My Way, Go Your Wayはコピーするのに手強い曲。Don’t Make Me Pissed Off Fuckin’ Son Of A Bitchは、普段の生活で言うことのない言葉を、口ずさむことにより吐き出せる素晴らしい曲。Still Burningはアルバムの終わりの方に必ずある目立たない名曲。

Best Wishesは、ロックってテイストの比重が高い。Soul Survivorsはスゴくカッコいいハードロックだと思う。ギターのハモりがたまらない。If You Love Me (Really Love Me)は愛の讃歌のカバー。この曲が最後にあることで、救われた気分になった。ギターソロのピッキング・ハーモニクスとハンドビブラートを駆使した弾きこなしはお見事!カッコいいギターソロってこういうのだよ。

音楽趣味って、聴いている自分の環境や社会情勢なんかで大きく左右されるんだ。ここまで書いてそれに気がついた。毎日、好きな曲もかわる。数日後にはオススメする曲もかわっているかも(猛爆)

Songs Of The Living Dead は、ken yokoyamaというフィルターを通したパンクロックの入門アルバムに最適だ。というのも、パンクロックのカバー曲とオリジナル曲で構成されるセルフコンピュレーションアルバムなのだ。これについては、ピザオブデスの公式記事と、わたしの記事をご一読いただくと深ーく理解できます。(アルバムとしては6.5という位置付けになっているのです)このアルバム中でも、The Birthdayのチバユウスケさんをゲストボーカルに迎えた「Brand New Cadillac」は、とにかく圧巻だ。開放弦を含めたトリルには鳥肌が立った。チバユウスケのブルースハープも加わり、めちゃかっこいいエンディングなのです。