初心者がスタジオに集まり、いざアンプから音を出そうと思ったら。。。。 音が出ないんだけど？？？ なんて経験ありませんか？ また、このツマミのどこをどう調整するのか謎？ 適当にまわしてみようか？ 自分なりにセッティングを始めるのですが、結局、音のセッティングに時間を費やし、貴重なバンド練習の時間を浪費してしまい、自分もガッカリ、メンバーも(´・ω・｀)ｶﾞｯｶﾘ…
どこにでもありそうなMarshallから音を出す
音が出ないんですけど？ 順番があるものは順番を守らないと音が出ません。
②スタンバイ・スイッチがオフになっていることを確認する
③アンプの電源をオンにする
④真空管が暖まるまで数分待つ、とにかく待つ
⑤最後にスタンバイ・スイッチをオンにする
これでボリュームを上げれば、とりあえず音は出ます。メデタシメデタシ( ﾟДﾟﾉﾉ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
どこにでもありそうなMarshallのセッティング
トーンコントロールのツマミは５がフラットなアンプもありますが、Marshallは10がフラットなセッティングです。とにかくトレブル、ミドル、ベースは10にしましょう。
実際はほとんどのアンプは10がフル・ブーストではなくそのアンプのフラットなサウンドに設定されている。つまり総てのトーン・コントロールをフルにした時がそのアンプにとって最もニュートラルなサウンドというわけだ。
ヤングギター1998年12月号42ページ トーンコントロールの秘密より
ヤングギターはアーティストの情報以外にも、こういった基本的な情報もテーマとしてとりあげる、素晴らしいギター専門誌です。
出過ぎているトーンを削る
後は自分の耳を信じて、高域が耳障りならトレブルをしぼる。低域が効きすぎかもと思えばベースをしぼる。なんて普通のことを書いていますが、出来れば他の楽器と一緒に鳴らしてみてほしい。ベースとユニゾンで弾いた時にどう聴こえるのか？ ドラムがシンバルをパシャ〜んと鳴らした時にギターの音は聴こえるのか？
極端な音のセッティングにすると、必ずどこかと干渉して自分の音が聴こえない。そしてボリュームを上げる戦争に突入する。普段、自分が聴いているCDや音楽配信の音は、ギターだけの音が鳴っているではない。他の楽器の音もミックスされてその音になっている。それとギターも種類のちがうギターを数本鳴らしてミックスしたり、アンプの種類がちがうものもミックスされていたり、スタジオ練習をしている今の自分とは条件がちがうことを忘れてはいけない。
音域がぶつからないように気をつける。そして必要以上のボリュームになっていないか？ 仲間とも声を掛け合い、気持ちの良い練習をしよう。