早く国産で衛星データ通信をやらないとヤバいかも
宇宙に投資となるとそう簡単にはいかない。しかし、思っていたよりもかなり早く「スターリンク」が上陸してしまいました。携帯電話の初期に「人口カバー率」とかいう言葉をよく目にしましたが、基地局とか回線工事とか言葉ごと吹っ飛びそうな出来事が起きてしまいましたね。
この動きに追従して他の会社も衛星データ通信をやれるのかと言ったら、そんなもん簡単にマネできないですよね。そうなると提携とかって話になるんでしょうけど、KDDIが2021年9月13日に発表しています。
KDDIは、高速・低遅延の衛星ブロードバンドインターネットを提供する「Starlink」をau基地局のバックホール回線に利用する契約を締結しました。これまでサービス提供が困難とされていた山間部や島しょ地域、災害対策においてもauの高速通信をご体験いただけるよう、2022年をめどに、まず全国約1,200カ所から順次導入を開始します。
SpaceXの衛星ブロードバンド「Starlink」と業務提携、au通信網に採用する契約に合意
NTTはどうするのかな?かなり気になります。
まだかなり高額なサービスだけど何があっても接続OK?
このアンテナが自動で方向調整してネット接続するらしい。
何よりもスゴいと思ったのは、Starlink for RVというプラン
Starlink for RVだと「Starlink サービスの提供エリア内であれば、ご家庭で契約している高速・低遅延のサービスをどこからでもご利用になれます」とのことだ。
ゆくゆくは4Gだの5Gだのと言っている国内の通信サービスを利用しなくても宇宙とつながるのが当たり前になるのかもしれない。そんなサービスが上陸したことにショックを受けています。
気になる料金とスピードですが、料金は「スターリンクを注文する」で郵便番号を入れてポチッと押してみると見ることができました。
1度だけ支払いいいならハードウェア コスト (¥73,000) と、毎月 ¥12,300 の料金だけでご利用いただけます。
- 予約金¥12,300
- サービス¥12,300/月
- ハードウェア¥73,000
- 配送 ¥0
導入コストと月額使用料がそれなりの金額です。しかし、山間部とか畑しかない地域の、畑のど真ん中に住んでいる人なら契約しちゃうかもしれません。
回線速度が気になるんだけど
Starlink ビジネスでは、最大 350 Mbps のダウンロード速度と 20 〜 40 ミリ秒の低遅延が期待でき、厳しい要件が予想されるオフィスや店舗などの環境で、最大 20 ユーザーを対象に高スループットの接続が提供されます。Starlink には、契約やデータ使用量の上限がなく、独占的要件もありません。
スターリンクビジネス というプランの説明より
「4G 5G 実測値」をネット検索して調べると値が出てくるけど、最大速度350Mbpsって結構良い値だと思います。日本の通信会社にとってかなりの衝撃ではないでしょうか!!!黒船とか言う人がいそうだけど、何かに例えるよりも「スペースX」ですよ。「スペースX」ついに上陸で何が変わるのか楽しみです。