皆さん!東京スカパラダイスオーケストラ feat Ken Yokoyama 「道なき道、反骨の。」もう聴きましたか!? Ken Yokoyamaこと横山健さんが日本語で歌うこの曲。その歌いっぷりがもう独特で、英語で歌うKen Yokoyamaには感じなかった、ボーカリストとしての個性が際立つ作品に仕上がっています。
音楽配信ではなくCDで購入しましたので、そのジャケットや特典のDVDなども合わせてご紹介します。
横山健と谷中敦の関係
やっと直接話すようになったのは…オレの記憶が正しければ、2008年の Rising Sun Rock Fes. だったと思う。ケータリングエリアでミナミちゃんと一緒にテーブルを囲んでいたら、谷中さんが入ってきたのだ。ミナミちゃんは Kemuri 時代から知り合いなので、谷中さんもミナミちゃんと話そうと思ってフラッときたんだと思う。そこで「昔から知ってるスカパラ」の人と初めてキチンと話すことができた。
是非、横山健の別に危なくないコラムを読んでもらいたい。音楽フェスが乱立する中、そのフェスがきっかけでメールする関係になった二人。谷中さんから、「詞」が届くようになった。
先日、放送された、バズリズム「バカリズムの師匠!スカパラ&横山健異色の最強コラボが登場!」でも「谷中ポエム」と呼ばれているこの詩について紹介されています。
そんな二人の関係がつづく中、Ken YokoyamaのアルバムSentimental Trashの6曲目「Roll The Dice」で共演。谷中さんのバリトンサックスを聴くことができます。
道なき道、反骨の。
横山健の別に危なくないコラムを読んでもらいたいから、必要以上の引用は避けたい。でも、ここだけは引用させていただきたい。
ここで、このコラボシングルが発表になった時に投稿された、谷中さんからのメッセージがある。これがまた良いのだ…。上記の話をご理解いただいた上で読んでもらえると、谷中さんのコメントがよりリアルに感じられると思うので、ここでも紹介させてもらう。
「僕らの時代には反骨のヒーローが輝いて見えました。
彼らの生き様には社会人として不適切な行動があったとしても、世俗的な時流や不当な権力に対して抗う姿に、閃きや気づき、世の中を新しくしていこうという生命力の輝きを感じたのです。
今は反骨精神の時代ではないのかも知れませんが、今回は、あえて、スカパラと横山健でそれを謳おうと思ったのです。
夢を持って時流に反骨し、挫折しながら世の中を学び、仲間の大切さを知る。
これは人生に於いてとても大切なプロセスだと思うのです。 谷中敦(B.Sax)」本当にこの歌詞は、「I Won’t Turn Off My Radio」同様、同世代を鼓舞するものであり、若い世代には「生き様」を見せつけ、それだけではなく「生き方を教える」優しさも持っている。
いろんな人に届いて欲しい、と心の底から思う。
横山健が反骨のヒーローをつとめるこの曲。伝えたいことがわかると、聴いた時に感じることもちがうかもしれません。今の世の中は、皆が空気を読み合って、他人と違う方角を向かないようにしていると感じる。そして悪と認識された者を皆で袋叩きにするようなカッコ悪い時代です。
わたし自身も、反骨のヒーローが輝いていた時代がわかるので、共感する部分が多く、現状に対しても反骨心をもっています。今をあきらめるのではなく、人のせいにするのでもなく、自分の未来は自分でつくっていかなくてはと考えています。
道なき道、反骨の。
「道なき道、反骨の。」レコーディングドキュメンタリー /東京スカパラダイスオーケストラ
「道なき道、反骨の。」MV-Short Ver.- /東京スカパラダイスオーケストラ
道なき道、反骨の。
作詞:谷中敦 作曲:川上つよし
恨まずに終わりにしようか
嫌な夢真っ暗なトンネルの中
思いっ切り踏み込んでいく
制御不能最高速で前しか見えねえ
たった少し開いていた天国の
扉見つけたなら
その瞬間足突っ込んでこじ開けろ悲しいこと振り切りたくて
走り続けているだけさいいことばかりじゃないが
お前を連れてゆきたい俺たちの時代も未来は
見えなかった夢一つあとは何一つ
望まない道なき道 反骨の
神様の背中を見てたいいことばかりじゃないが
お前を連れてゆきたい臆病な卑怯者たちや
嘘つきは置き去りにして走れ一人で泣くときも
涙は後ろ、体は前へ俺たちの時代も未来は
見えなかった夢一つあとは何一つ
望まないさ恨まずに終わりにしようぜ
嫌な夢を悲しき日々
越えられるか
悲しき日々
忘れないさ
悲しき日々
越えられるさ
悲しき日々
道なき道、反骨の。 ジャケットと内容物
ジャケットの中は、スカパラのメンバーとKen Yokoyama 緑のグレッチがナイス
赤いのがDVDです。DVDにはPVの他、海外でおこなわれたスカパラのライブが収録されています。
CDが売れない時代と言われています。しかし、そう言われてからのCDの方が内容が充実しているんです。ファンや音楽を愛する人へ、以前よりも多くの情報やコンテンツが詰まったものが提供されています。これでもCDって必要ないですかね? 今回もCDを購入して本当に良かったです。