ゆきほりさん(@yuki0hori)という方のツイートした「【やめてほしい怒り方】 新社会人はこんな怒り方 されたら無視して良い」というマンガが波紋を呼んでいる。
マンガの中の「新社会人」は、「寝坊してしまった」「忘れてしまった」「できなかった」について、責められたくないという。
理由は「もう起きてしまった事実や過去」は変えられないだと言うのだ。
それでいて、再発防止に関しては、「上司に指導をしてほしいよね」と、いうのがこのマンガの内容なのだ。
このマンガを読んで怒りにふるえている人が目に浮かびます。自分の会社にも似たような人がいるとふるえている人もいるでしょう。本当に考えさせられてしまいます。
とにかく下記をクリックしてマンガを読んでください
「失敗したこと」を責めるのはやめてほしい
マンガの中で「失敗したこと」を、責めるのはやめてほしいというセリフがある。
具体的には「寝坊してしまった」「忘れてしまった」「できなかった」と書かれているのだけど、これは失敗なのだろうか?強い違和感を感じる。
失敗ってどういう意味なのかわかっている人はどれくらいいるのだろう?
物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
コトバンクより
やりそこなうにも、誤るにも、しくじるにも、行動をしなくては失敗という結果はでません。「寝坊」や「忘れる」を失敗というには、そうならないための行動が必要です。
しかし、このマンガには行動した感がまったくありません。
なぜそう感じるのか?
できない理由を自分で考えていない
マンガの中で「次忘れないためにどうしたら良いのか」という問があります。
問に対して「次に同じ失敗をしないための指導」をしてくださいというお願いで締めくくられています。
???
生活習慣の改善は自分で考えて実行してください(呆)
「寝坊してしまった」「忘れてしまった」「できなかった」について、「もう起きてしまった事実や過去」は変えられないと言い切り、再発防止は上司に指導をしてほしいという。
まったく共感できないし理解もできない。
まず、大学を卒業された方が「寝坊してしまった」「忘れてしまった」「できなかった」について、上司の指導で改善したいと申されたことが波紋を呼んだ原因です。いつまで学級会や帰りの会に参加していた時の精神年齢なのでしょうか?
しかし、誰かがこういう人を救わなければならないのもわかっています。仲間として採用してしまえば放っておくことができないのです。
でも、わたしにはどういう叱り方をするのが良いのかまったく見当がつかないのです。