IIJmioのSIMカードを利用して、スマホの月額料金を安くしようと思っていました。なんて話をしようと思っていたのですが、そもそも何なの? という声を近くで聞いたので、SIMカードとかSIMロックについておさらいしてみました。
そもそも格安SIMって?
格安SIMってなに? あとSIMロック解除って何? ついでに格安スマホって何? そのMVNOって食べれるの? いったいなにでしょうか? 面倒くさいの? 難しいそうだからちょっと無理。そんな声が聞こえてきます。
「SIMロック解除を義務付ける」なんて言葉を聞いたことがありますか?
だから、その前にSIMロックって何?
SIMロックが施された端末では、キャリアの指定するSIMカードしか認識せず、その他のSIMカードは認識することができない。
SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)には、キャリアから与えられている電話番号などの識別情報が記録されています。単純に自分のSIMカードを抜いて、ちがうキャリアのスマホに挿しても利用できないのは、SIMロックが施されているためです。
そのSIMロックにはメリットがあるのでしょうか?
メリット
端末がSIMロックされていることで、キャリアは利用者の長期契約収入を当てにして開発費や販促費を投下するため、利用者は低価格で最新の電話機を手に入れることができる。
このウィキペディアを読むとすごく大事なことがわかります。キャリア側の目的は長期契約。利用者側の目的は安価な最新機種。
一見、じゃあこのままで良いのでは? と、なりそうなのですが!
「 SIMフリー 」でありながら、「 最新のスマホが安価 」で流通しはじめています。消費者の選択肢は既に拡がっています。それでもSIMロックが必要だとしたら、それは「 高価な最新のiPhone 」を長期契約でも良いから、安価にほしい人のためかもしれない。私はそんな風に考えてしまいます。
条件をみたせばキャリアでSIMロックを解除してくれる
2015年5月以降に発売された機種は、購入日より181日目以降にSIMロックの解除が可能となります。でも、ロックを解除する権利を獲ても、自由を手に入れた訳ではありません。
本来であれば、SIMロックを解除すると他社のSIMカードを挿して、利用することも可能になります。なのに現在の契約を解除すると高額な契約解除料を請求されます。(iPhone6sの場合は65,205円の契約解除料)
SIMロックの意味やSIMロック解除のルールは、今はまだ、消費者のためのものではないような気がしてなりません。
ところで2015年5月以前に発売になった機種はSIMロック解除どうすんの?
2.SIMロック解除下駄をつかって、擬似解除する
3.ファクトリーアンロックで解除する
これについては、次回Part2へ続く