こうしてリンクを貼った時点で、この記事を書いた方へはプラスしかない?
アラフォーのファッションで、一番大切なのが清潔感と品。ロックを聴いたり、バンドのファンでいることが悪いと言っているわけではありませんが、上品さや清潔感とは対極の位置にあるロックTシャツは、10代〜せいぜい20代前半までしか許されないアイテムです。精神的に大人になり切れていないのかな、常識がなくて変わった人なのかな、と思われたくなければ、部屋着やパジャマにするのもやめて、こっそり思い出とともにしまうか、断捨離リストへ入れてください。
40代が似合わないTシャツはコレ! 失敗しがちな真夏の痛カジュアル5選より
この人はロックファンのことなどアタマの隅にもないのに、これを読んで怒ってどうするのだろう?
ロックファンが怒った理由はこんなところだろう
- ロックTシャツに対する決めつけ
- 大人になれない人という決めつけ
主婦の友社が運営するOTONA SALONがどれほどの影響力があるのか知りませんが、普段決してロックファンがみるような媒体ではないと思う。
まったくまじわることのない場所で間接的にディスられようがどうでも良いことです。
この記事を書いた松本小夜香さんにスポットがあたっていますが、意図していなかったようで、まとめ記事などにある松本小夜香さんにたどりつくリンクはすべて消されています。
ロックファンと松本小夜香さんでは、ロックTシャツに対する考え方がまったく噛み合いませんので、お互いの主張をぶつけ合うだけで分かり合うことはおそらくできないでしょう。
それを理解すればネタ以外にこの話はどうでも良いですよね。
カッコよくロックTシャツを着る人を発見
メタリカTシャツカッコいい!
精神的に大人になり切れていないように見えないし、常識がなくて変わった人にも見えないです。
カルチャーに対する偏見は反感をかう。そして面倒なことになる。
ロックTシャツをかっこよくコーデする記事
主張のちがう人を数で責め立てるのはやめましょう。
バカの壁より引用します。
現実のディテールを「わかる」というのは、そんなに簡単なことではない。だからこそ人間は、何か確かなものが欲しくなる。そこで宗教を作り出してきたわけです。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教といった一神教は、現実というものは極めてあやふやである、という前提の下で成立したものだと私は思っています。つまり、本来、人間には分からない現実のディテールを完全に把握している存在が、世界中で一人だけいる。それが「神」である。この前提があるからこそ、正しい答えも存在しているという前提ができる。唯一絶対的な存在があってこそ「正解」は存在するということだ。
ところが、私たち日本人の住むのは本来、八百万の神の世界だ。ここには本質的に真実は何か、事実は何か、と追究する癖がない。それは当然のことで、「絶対的真実」が存在していないのですから。これは一神教の世界と自然宗教の世界、すなわち世界の大多数である欧米やイスラム社会と日本との、大きな違いである。
バカの壁20Pより
松本小夜香さんが「ロックTシャツは、10代〜せいぜい20代前半までしか許されないアイテムです。精神的に大人になり切れていないのかな、常識がなくて変わった人なのかな」と自分自身が考える正解を発信。
絶対的真実が存在していない日本の人なら「欧米か!」と軽く受け流しても良さそうなネタでしたね。
昨今の人を叩く流れは、正解は1つでそれを暗記して回答すると先生に褒められて、褒められるとボクはのびる子なんです。→就職→自分のアタマで考えて行動しろよ→正解を教えて下さい→アホかこいつ?の流れから、「たったひとつの正解」がほしい。そんな流れなんでしょうか!?
ロックカルチャーなんてアタマの片隅にもない人の発言に対してボクが言いたいのは「逆にカッコいい着こなしを提案できないことがプロとしてヤバいでしょ?」となるのですが、皆さんはやはり怒りたい?