LinkSwitch

アイアムビリーバー

ギター練習とDTPとウェブ解析

Windowsの動作が重い。Windows Updateできないを解決。

4024 views


パソコンの動作が重くて全然使い物にならない。知り合いから相談を受けた。

電器屋さんに相談したら2011年モデルのこのパソコンを買い換えたらどうですか!?と提案があったそうだ。この電器屋さんダメですよ。詳しく話を聴こうともせず、すぐに売りたいオーラ全開ですからね。

今回行った作業

・Windows Updateできなかったのを直す
・CPU占有率の高かったwindows Presentation Foundation Font Cache 3.0.0.0 を停止
・ウィルスバスタークラウドの設定変更
・Windows Update
・その他アップデート

パソコンの現状把握

基本情報を閲覧

パソコンのスペックなど

[PC Information]
製品名 dynabook REGZA PC D711/T3DWS
型番 PD711T3DBFWS3
製造番号 YB024078Y
OSバージョン Microsoft Windows 7 Home Premium 6.1.7601 Service Pack 1
BIOSバージョン 2.20
CPU Intel(R) Celeron(R) CPU B800 @ 1.50GHz
物理メモリ 8192MB RAM
ハードディスク全容量 916.009 [GB]
ハードディスク空き容量  822.294 [GB]

まったく使っていない印象でした。保存されているファイルも少ないし、でも動きがとてつもなく重い。

パソコンが重い原因は何?

探る間も操作が重いので手順を考えてからやってみました。

※ネットには接続しない
①システムのプロパティで視覚効果をパフォーマンスを優先にする
②タスクマネージャーでCPUとメモリーの使用率を確認
③東芝製アプリケーションの内容を把握
④停止できるサービスやスタートアップを停止する
⑤東芝製アプリケーションでハードディスクなどの状態を確認
⑥eventlogを見る

すこしでも軽くして操作ということで、視覚効果をすべて解除しました。

タスクマネージャーですが、メモリーは物理メモリーの範囲で大丈夫でしたが、CPUの使用率が100%のままでした。(写真ナシ)

そこで使用率が高いのを予想してサービスを終了していきます。

東芝製アプリケーションのサービス

東芝製アプリケーションのサービス

東芝製アプリケーションのスタートアップ

東芝製アプリケーションのスタートアップ

東芝製のアプリケーションがかなり怪しいだろうなあと仮説して、どんどん終了していきたいところですが、念のため、どのアプリケーションが何のためにあるのかをググって把握しました。

HDDの状態は問題なし

中には、現状把握に最適なものなんかもあって、利用してから停止することにしました。東芝製アプリケーションが利用しているサービスを停止して行ったところあっさり、CPU使用率が下がりました。

まだ使用率が下がりません

これではまだ快適にはなったとは言えません。この際だから徹底的にメンテナンスして返却しようということになりました。

その他に負荷の大きかったサービスとかアプリケーション
・windows Presentation Foundation Font Cache 3.0.0.0 停止しました。かなりCPUに負荷をかけていました。
サービスの停止は、管理ツールからサービス。該当するサービスをクリックして停止

既にサービスを停止した後の画像です。リソースモニターをクリックします。それからCPUのタブを選択して更にCPUの項目をクリックすると使用率の高いプロセスが上にきます。チェックボックスにチェックを入れると、下段で動作中のサービスを把握できます。

リソースモニター

・ウィルスバスターの設定を見直し
このパソコンに入っていたのは、ウィルスバスタークラウドでした。

設定を変更したところ(画面中央の設定マークから)
予約スキャンを有効にするのチェックを外した

その他の設定より
・ネットワーク設定 プロキシサーバを使用してインターネットに接続するのチェックを外しました。
・端末情報の送信 脅威情報も端末の環境情報も送信しないので、チェックを外しました。

プロキシサーバのところがキモチワルイですよね。なんか全部、トレンドマイクロを経由してネットを閲覧しているようでかなり不快な印象です。

eventlogのエラーをどうする

エラーを確認しました。ATAPIなんちゃらとかHDDなんちゃらとかだと、ケーブルとかHDD本体がやばい状態なのですが、東芝製アプリで確認したところHDDとか問題ないんで、もしなんかあればアプリケーションとかWindows Updateに問題あるのかなと思っていました。

エラー36887

エラー6008

エラー10010

エラー41

エラー7009

エラー36887

なんかよくあるエラーが連発していました。

Windows Updateも結構失敗しています。

Windows Updateできない。。。。

Windows Updateを試みても、待てども待てどもダメです。

もう一度更新履歴を見てみます。Windows Updateの更新logとeventlogのエラーの日付は、当然のように一致していました。

更新プログラムの履歴

アップデートできるようにして返したい。まあ簡単になんとかなると思っていたのですが、全然そうではありませんでした。

ここからやったこと

・システムファイルチェッカー(sfc /scannow)で破損ファウルがないか探した
・ディスククリーンアップでWindows Updateのデータを削除(失敗したものとかもろもろ)
・これを入れるとOKみたいないアップデータを色々試してダメな連続
・Windows Updateエージェントを最新バージョンに更新
・ついにWindows Updateに反応が戻った!
・Windows Updateで更新

ディスククリーンアップ
もう待ちきれなくて色んなことを並行して行っていたので、なんとも言えませんが、ディスククリーンアップの方が先に終わってしまったので、システムファイルチェッカーはなんも問題無かったのかなと。。。。ちなみにディスククリーンアップはエラー報告されたファイルも全部行いました。

ファイルチェッカーの結果

あとは、ググってわかったことっはほとんど試しました。

個別にWindows Updateのデータをダウンロードして実行したり色々と行いましたが、更新しようとしてもうんともすんともいいません。

ここでアップデータを番号で検索しました。

これで直ったんだろうなと思うのは、Windows Updateエージェントを最新バージョンに更新です。

マイクロソフトへの直リンクになっています。Windows 7 と Windows Server 2008 R2 の Windows Update クライアント: 2016年 3 月

この更新を機に反応が戻りました。これでひとまず問題のない状態にパソコンがもどりました。

正常にインストールされました

ついでに行った作業

アップデートを選択してください
東芝製アプリケーション「東芝サービスステーション」では、ソフトウェアをアップデートすることができます。パソコン本体と括り付けされていますので、マザーボードの情報なども監視しているようです。

BIOSのアップデート

ということでBIOSもアップデートしました。ちょっとこれで起動しなくなったら嫌だなあと思ったのですが、機能として搭載されているくらいだから大丈夫!と思いやってしまいました。結果は問題ありませんでした。

パソコンの動きもよくなり、必要な更新も行いました。

CPU使用率低下

これで安心してお返しすることができます。作業時間としては12時間位使ってしまったので、かなりハマりましたね。。。。

管理ツールの中のサービスをシステム構成のタブの方で、間違って「すべて無効」にしてしまったようで、ネットに接続できなくて????の後、気がついて、ひとつひとつ状態を確認していったのが1番ハマったことかも(苦笑)