合同会社ブレイン・デザイン 代表 佐々木雅志さんのセミナーを受講しました。
セミナーの内容紹介より
お客様は、利益拡大の明確な目的を持って販促のシナリオを探しています。
そのお客様の相談相手にまで、進化出来るためには人の能力を高めるしかありません。
横並びのモノ売りから脱却し、お客様との新たな関係を構築するための準備についてお話します。
佐々木さんのセミナーはマーケティング用語をまったく使用しません。マーケティング知識の有る無しに関わらず、内容が伝わる話し方をされています。
そんなセミナーの内容を自分がメモすると少々、わかりづらくなります(T_T) 以下はメモも見ながらまとめたものです。(用語は私が個人的にそう解釈したものです)
横ばいの市場で業績を上げている企業
業績を上げているいる企業の顧客は誰なのか?
・消費者
・同業者
・一般企業
顧客が誰で、顧客へどんなベネフィットをするのか?
今までにないベネフィット
・利便性
・透明性
・価格
それ以外の企業はどうするべきか?
ちがうセグメントで争う・・・・利便性や価格で争っていても太刀打ちできない。
機会損失はないか?・・・・顧客へ断っていた仕事はないか? これができるだけで売上UP
企業と顧客の間にある大きなギャップ
企業はできることを営業する。しかし、顧客には、やりたいことがあり、そのニーズを満たしてほしいという願望がある。本来、求められているのは、このギャップを埋めること。
変化を理解していますか?
・ニーズの変化・・・・価値の提案もできない。
・予算の変化・・・・商品の提案もできない。
・顧客の顧客の変化・・・・顧客の顧客を理解できなければ、販促手法の施策もできない。
多様化
提案の幅、ターゲットの幅がそれぞれ多様化している・・・・コミュニケーションの変化が原因
ニーズのミスマッチ・・・・失敗
ミスマッチをなくすにはどうするのか?
・目的・・・・なにが求められているのか理解する。
・手段・・・・施策として提案できることはなにか?
効果測定
CPA・・・・利益につながる成果を1件獲得するのにかかるコスト
他の測定方法もあるが、ボク(iambeliever.biz)はこの辺りじゃないかなと思っています。
提案した施策を実行後、その効果はどうだったのか?
⇢⇢⇢⇢ そこから更にPDCAをまわす。
感想
特別なことや今までに類のないノウハウではないが、実際にこれを組織で実行できていれば、コンサルタントやトレーナーに依頼する企業や個人は存在していないと思います。
やり方は知っているのに、うまくいかない理由は何でしょうか? 組織に浸透する戦略を立てることができない? うまくいっていないのは理解しているが、新たな施策を考えられない? 現状分析ができない? 色々と考えているけど実行できない?
自分ひとりでできないことを実行するのが会社という集団なので、ノウハウだけを聴いてきても即実行とはならない。それに直接「オマエが悪い」 だの「アイツが必要ナイ」 とか、とにかく軋轢ばかりでうまくいかない。そこで登場するのが第三者としてのコンサルタントなのだと思います。