西野カナさんが2018年11月25日に出演した「関ジャム 完全燃SHOW」放送後、「まいじつ」というネットメディアに掲載された記事「“売れれば”いいのか?西野カナが公開した“作詞手法”に批判の嵐」は、悪意のある記事だと思う。※記事にリンクしたくないので気になる人は検索してみてください。
この記事が“賛否両論”の原因なのでは?
以下は記事からの引用
《ネタ集めてるだけやん》
《そりゃ多かった回答使えば共感を得られるわな》
《何か薄っぺらい歌詞だと思ったら自分の経験じゃなかったのかよ…》
《「トリセツ」を「私のための歌」って言ってる子がめちゃくちゃ多い理由が分かった》
《共感性のために多かった回答を利用するって、要はウケだけを狙った産業音楽なのね》
《アーティストなら人がどう思うかより自分の伝えたいことを詞に載せようよ》などといった声も目立ち、楽曲同様に“賛否両論”を巻き起こす事態となっている。
これらについて誰が言っているのか不明であること。「などといった声も目立ち」とあるが、どこで目立っているのかも不明。
記事の締めより引用
“アーティスト”に対して作家性やクリエイティビティを求めている視聴者は、まるでIT企業のようなヒットさせることを主眼にした“マーケティング作詞法”に裏切られたように感じたのかもしれない。
記事の締めとして書かれている言葉も多方面に対して失礼であり、この記事を書くことの何倍もむずかしいテーマに対して、勝手な価値観を押し付け、アーティスト西野カナのイメージをいちじるしく傷つけている。
記事を書いた人の名前もないので、運営会社を見てみたら「週刊実話」だった。
良いタイミングでこんな記事を目にした。
ネットでページビュー稼ぎたいと思っても不思議ではない。だからといって、テレビに出演した人の揚げ足をとって印象操作までして得たページビューは誇れる仕事なのでしょうか?
わたしの週刊誌のイメージは「下世話」「悪口や怒りが大好き」「批判」「ヌード」「死ぬまでセックス」「団塊の世代」「悪い大人の見本みたいな人が読むもの」「選挙結果を誘導」挙げたらキリがありません。
「まいじつ」がタイトルでつかっているキーワードを見たらゲンナリした
まいじつのタイトルからキーワードを拾ってみた
「大失態」「売れればいいのか」「批判の嵐」「ヤバすぎ」「闇事情」「疑問が続出」「大コケ」「セクハラ」「悲惨な現状」「落胆の声」「メンタルを攻撃」「罵声」「嫌われ女」「出来レース」「陰口」「権力者」「下手すぎ」「ゴリ押し」挙げたらキリがないほど悪口ばかりです。
人の悪口が大好きな人はこういう記事で心を満たせる。だからその記事の内容が本当であろうと嘘であろうと関係ない。内容はどうとでも解釈できるように書かれているので、フェイクニュースではないと言うのだろう。しかし、記事のタイトルでつけられたイメージは残り、そこから“大きな賛否両論”が遅れてやってくる。
どんなことでも“賛否両論”あるのは当然なのに、それに対してネガティブな印象を全面に出すのは本当に気持ちが悪い。キモい人達には関わらないのが一番だ。「週刊誌が売れなくなった」という現実をみても、同じ手法をネットに持ち込むってスゴいと思う。「嫌なら見なければいい」というのがこんな時に役に立つとは思ってもみなかった。