会社の名前ではなく、自分の名前で営業ができていれば、他の部署や別の会社に移ってもしごとが途切れてることもなく、別の案件でも新たにこれまでのお客様と繋がることができるのかもしれない。でもね~、「あなたがお客様に重宝され、感謝され、名前を売るために、犠牲になっている人がいるんじゃないんですか?」
三方良しには下請けが入っていない
大きな契約にこぎつけるために、小さなことを無償で行ったり大幅な値引きをしたりと、後で利益の辻褄が合えばどうでもいいという考えなのだろう。
小さな無償や大幅な値引きを実現するために、下請け会社や下流部署の人間を犠牲にするのはやめてほしい。
利益に貢献し、困ったことにも何でも親身になって考えてくれる。お客様にとっては頼れる存在のあなた。しかし、あなたの犠牲になっている人にとっては「いつも割に合わない仕事を都合を考えずに押し付ける困った人」なんですよ。無理させるなら対価を支払うことを忘れずに行うべきです。
「三方良し」って知っていますか?
三方良しは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の3つの良しが必要なのですが、この人に周りはどうなっているのでしょうか?
売り手となる自分。買い手となるお客様。自分が普段から懇意にしているコミュニティ。この3つにだけ良いことがあり、ある意味三方良しが実現されています。
なんか腹立たしいですね。
自分自身がなにかを製作する技術は持たずとも、売り手と買い手の間を取り持つことで、「営業職」として製作者を買い叩くことができる。一度合意した価格にさえ、再度の値引き交渉を行うことも日常茶飯事。あなたのまわりにこういう営業いませんか?
人が数時間働いたら人件費が発生する。会社の生産設備を使用したり、資材費がかかるものを生産するとお金が必要なことは説明しなくてもわかりそうなものだ。お客様に良い顔をしたいのは理解できるが、「良い顔をするためだけ」を理由に、誰かが不利益を被ることに心は痛くないのだろうか?
自分でまったく調べないで、人と話す中でヒントを得ようとしたり、詳しい情報を教えてもらおうとするのも、他人を犠牲にしていることをまったく意識していない人の特徴だ。毎回引き出すだけで、振り込むことをしない。こういう人とはできるだけ遭遇しないよう注意するべきだ。