この記事の内容
メディアがやるマーケティングの基本
本を読むときは、先に目次に目をとおしておくと話の内容がアタマにが入りやすくなります。
- 第1章 少人数の組織で「業界常識」に立ち向かう
- 第2章 M1層はホンネを語ってくれない
- 第3章 M1層に合わせた記事づくり&配布作戦
- 第4章 世の中のちょっとだけ先を行く発想術
- 第5章 M1世代とM1商材を結びつける
- 第6章 さらにビジネスを広げるために
目次でだいたいどのような本なのか予想できますが、男女年齢でターゲット層を区別し、ターゲットごとの戦略をねったりしています。
ターゲット層について
- CはChild(子供)、FはFemale(女性)、MはMale(男性)を表す。
- C1 : 4~12歳の子供
- C2 : 13~19歳の子供
- F1 : 20~34歳の女性
- F2 : 35~49歳の女性
- F3 : 50歳以上の女性
- M1 : 20~34歳の男性
- M2 : 35~49歳の男性
- M3 : 50歳以上の男性
以下は気になってメモった部分です。
M1層について
新聞雑誌を読まない(2009年当時)
読まない理由 おもろない
↓
実は8割が新聞を読みたい → 読むための事前知識が必要 → 読まないではなく読めない
- 新聞は自分たちに向けて情報を発信していない!いつまでたっても内容を理解できない消化不良が続いている
- お金に対する満足度が低い
- M1層は実はネットもうまく使いこなせていない
- 行動として街でくばられているティッシュにも手を出さない
- 「悩み 辛さ 苦しさ 不安」を誰にも打ち明けずに抱えている
- 「自分の役に立つ」が欲しい
- 自分にわかるものがオモシロイ
ターゲットを知るために必要な作業
定量調査(あくまでデータ、これがすべてではない)
↓ ↓ ↓ ↓ そこで ↓ ↓ ↓ ↓
定性調査(やはりサービスをつくるのにナマの声は聴くべき)
・グループインタビュー
・嘘がつけない質問を考えろ
利用者を調査する場合、利用頻度でグループを分ける。これを定期的に繰り返す。
M1層の「いつ・どこで」
・仕事の時は仕事の情報だけを必要としている
・プライベートな時間は自分の興味のあるセグメントの情報しか取得しない
いつどこで読ませる?→仕事とプライベートの間の時間を利用していた。
紙媒体にしてもネット媒体にしても特に重要なキーワードは「通勤時間」
この時間帯に手放しで利用できるサービスと
この時間帯をうまく消化できないサービスとの差は大きい
そうなってくると「仕事の休憩時間」「プライベートな時間」にどう食い込んでいくのか?
M1必要なこと
「おもしろい」最初はここだけ!
無目的な人々のココロに変化がなければターゲットにならない
わからないことを調べて → わかりやすく伝えていく