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初級ウェブ解析士の勉強まとめ2/3

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・計算問題

%表示のものは「×100」を必ず計算式につかう。

金額「円」を求めるものは、単純に「÷」

 

まず「%」で表すもの

 

CTR (Click Through Rate) インプレッション数のうちクリックされた回数の割合

(クリック数 ÷ インプレッション数)× 100 = CTR(%)

配信数(インプレッション)600,000でクリック1,500の場合

(1,500÷600,000)×100=0.25%

 

CTC  (Click To Conversion)総クリックに占めるコンバージョンの割合

(コンバージョン数 ÷ クリック数)×100 = CTC(%)

コンバージョン数 30 総クリック数 1,500の場合

(30÷1,500)×100=2.00%

 

CVR (Conversion Rate) 訪問数に占めるコンバージョン回数の割合

(コンバージョン数 ÷ 訪問者数)× 100

5,000人の訪問者で30回のコンバージョンの場合

(30÷5000)×100=0.6%

 

ROAS (Return On Advertising Spend) 広告費に対する売上額の割合

(売上額 ÷ 広告費) × 100

広告費に150,000円使って、売上額が360,000円だった場合

(360000÷150000)×100=240% 100%より低いと広告費より売上額が低い

 

ROI (Return On Investment)広告費に対する利益額の割合

(利益額 − 広告費)÷ 広告費 × 100

売上額が360,000円 広告費150,000円の場合

(210000−150000)÷150000×100=40%


 

金額で表すもの

CPC (Cost Per Click)Click1回に対してどれくらいコストがかかったのかを算出

広告費150,000円 クリック数1,500回の場合

150,000円÷1,500回=100円

 

CPA (Cost Per Action)コンバージョン1件に対してどれくらいコストがかかったのかを算出

広告費150,000円 コンバージョン数30の場合

150,000円÷30回=5,000円


 

・改善提案

検索フレーズによる違い

平均検索順位、インプレッション数、クリック数、広告費、コンバージョン、売上額等
これらを総合的に見て、どの検索フレーズで出稿するのか決定

検索フレーズの効率

・CTR インプレッション数に対してクリック数はどうなのか?
クリック率が高い→トラフィック増
クリック率が高い→広告掲載場所→目立つ→掲載料金高い→費用対効果
広告クリエイティブ→表現・デザイン・コピーの工夫

 サイト名 インプレッション数 クリック数 CTR 評価
サイトA 15,000 60  0.4%
サイトB 8,000 64 0.6%
サイトC 4,500 54 1.2%

・CTC 何回クリックされるとコンバージョンするのか?
数字大きい→効果が高い施策

・CVR 何回訪問するとコンバージョンするのか?
訪問者数の定義
アクセス解析ツール(セッション数) 広告効果測定(クリック数)

・ROAS 広告費をどれだけつかうと売上がいくらになるのか?
キャンペーン期間における広告費用に対して売上金額

・ROI 広告費をどれだけつかうと利益がいくらになるのか?
マイナス→増益に寄与しなかった

 

・CPC 1クリックに何円広告費を使っているのか?

トラフィック効果の効率を見る

テキストではまったく関係ない項目(ユーザ登録数とか)を問題分にたくさん入れてあります。

A B C
インプレッション数 1,000,000 1,500,000 2,000,000
出稿費用 500,000 1,000,000 350,000
クリック数 4,500 8,500 2,900
ユーザ登録数 600 1,200 2,700

AのCPC 111.1円 BのCPC 117.6円 CのCPC 120.7円

 

・CPA コンバージョン1回に何円広告費を使っているのか?
集客に関するコスト(広告費・SEOにかかるランニングコスト)

 

複数の検索ワードに関する問題

検索ワード PV セッション 平均PV 直帰率 CV率
A 4,018 1,435 2.8 47.0% 1.07%
B 3,546 985 3.6 34.0% 2.36%
C 1,275 850 1.5 86.0% 0.00%
D 1,024 320 3.2 34.7% 1.52%
E 261 58 4.5 28.8% 6.72%

・検索ワードCはCV率0なのでPVを伸してもしょうもない
・コンバージョン数が多い検索ワードは?E=3.9 D=4.8 C=0 B=23.2 A=15.4

訪問者について表記がない。PVは何回でも出来るからセッションを訪問者として考える問題です。

こういう問題が結構あってイラッときます。

 

コストに対しての改善
クリックに対しての改善
検索フレーズ・キーワードに対しての改善

 


 

広告コスト 出稿する際に支出する費用

・インプレッション保証型広告 一定のインプレッション数を達成するまで掲載

・クリック保証型広告 一定のクリック数を達成するまで掲載(100,000クリック保証 クリック単価20円の場合 広告コスト20万円)

・クリック課金型広告 クリック回数に応じて費用が発生→クリック単価とクリック数が保証→トラフィック効果を明確にする

・成果報酬型広告(アフィリエイト広告)


 

ランディングページ

直帰率の高いランディングページ
・一見してデザイン的に目的のページがるように見えない
・ナビゲーションにユーザーが目的とする情報への誘導がなく、このサイトにはコンテンツがないと判断されている。
・ユーザーの目的とするコンテンツが不十分で(内容が薄い)目的の情報が得られないと判断されている。
・ナビゲーションが多い、文字数が多い、よみにくい、サイト内を捜すのが大変だと判断されている。

直帰率を下げる
・何について書かれたコンテンツなのか記述
コンバージョンを計測 検索フレーズの変更、広告文の変更

・何について書かれたコンテンツなのか記述
検索フレーズと表示されたページの記述が一致していると思われないとダメ

広告ごとのランディングページをつくる

・画面の最適化 各デバイスへの対応 ファーストビューの印象

・遷移してほしいページのナビゲーションをわかりやすい位置に配置する 次のページのナビゲーションが見えないと直帰される。色、位置、レイアウト、フォント

・LPO(Landing page optimization)
訪問者が入り口とするページを最適化、目的を行う割合を高めるマーケティング

検索→
広告→   トップA トップB トップC(ランダムに表示 アクセスデータ測定)
メール→

流入経路に最適化したページを表示
A/Bテストや多変量テストの要領

多変量テスト
書く表示要素の組み合わせを変えて、効果の高い組み合わせにする。


フォーム離脱率

フォーム 例)資料請求、問い合わせ、ショッピングカート

・入力項目が多い
・入力規則が多い
・入力内容がわかりにくい
・次のページに進むボタンがわかりにくい
・セキュリティ面の課題がある(SSLがない、PPの記載がない)

エラーページ
・エラーの明確化
・進行の表示
・安心感

エントリー項目

EFO(entry Form Optimization)
どこまで入力して離脱したのかを知る→測定→フォーム改善

・フォーム全体で入力項目が多い
・フォーム項目に入力規則がある(全角、文字数)→緩める・規則の明示
・エントリー項目の内容がわかりにくい
質問が難解で内容が判断できない→解説を入れる
・答えたくない情報 年齢・家族構成・血液型→入力支援・選択式

ランディング→→→申 込→→→
◯◯◯◯ →→→◯◯◯→→→◯◯→→→◯完了
直帰    離脱
完了までのハードルを下げる

初級ウェブ解析士の試験勉強まとめ1/3

初級ウェブ解析士の勉強まとめ3/3