夏の暑さも手伝ってか、MacBookが焼けるほど熱いです。これまで市販品の冷却ファンを使用していましたが、冷却効果が乏しく、いちいち持ち歩くのも不便で面倒でした。それが数枚の10円玉を利用するだけで冷却効果を生んで、これまでの発熱問題を解決してくれるという記事です。
ヒートシンクで冷却する
私が目にした元記事はこちらです。
CPUの発熱を抑えるために、通常はCPUの真上にファンを装着するのですが、その弊害としてファンの音がとてもうるさいのです。
そこでパソコンの自作する人たちの中でも一時期、静音化がはやりました。どのようにして静音化をおこなったのかというと、「ヒートシンク」です。
ファンの代わりに、CPUの真上に放熱を吸収する素材を装着することで、この問題を解決したんです。
ヒートシンク(heat sink)とは、放熱・吸熱を目的として機械の構造の一部をなす部品である。
Google画像検索 ヒートシンクより
ノートパソコンの真下からパソコンを冷やすファンをつかっていたのですが、10円玉をヒートシンクの代用としてつかうというアイデアを考えた人はスゴいですね。
今回は、この方法を少し改良して真夏のノートパソコン問題を改善しますよ。
10円玉製ヒートシンクの設置方法
こんな風に全面にも10円玉を積もうと思っていますが
たくさん小銭を貯めていますので
5枚づつ重ねたものを7つ用意します。10×5=50円 これが7つなので350円ご用意下さい。
10円の柱を5組、この上にMacBookを置きます。
底に隙間をあけることで、テーブルと密着を防ぎ熱の逃げ道をつくります。
まあ銅の板の上に載せれば良いんじゃないの?そんな冷却グッズあったなあと思いますが、これ350円でデキていますし、さらに増設することも可能なので、そこは置いておいて下さい。
左側は、CPUの近くということで熱くなります。10円玉ヒートシンクを2つ置きます。右側にも1つ置いたので、全部で400円になりました。
10円ヒートシンクの効果測定
ファンの回転数が4000rpmと結構うるさいです。この状態でCPU39℃ GPU35℃ DISK33℃
ファンの回転数を音が気にならないところまで落とします。回転数は3600rpmになりました。CPU39℃ GPU35℃ DISK33℃
画像の圧縮作業をしていると若干、温度が上昇しました。CPU42℃ GPU37℃ DISK32℃ ちなみフォトショップを使用すると60℃を越えました。次回は、フォトショップ使用時に40℃台を維持するには、10円玉ヒートシンクが何枚必要になるのか検証したいと考えています。