こどもが図書館で本を借りてきました。「サンタクロースってどんな人」こどもに読んで読んでと言われて、読んでいたら自分がこの本に引き込まれてしまいました。サンタクロースとは誰のことなのか?
お金持ちのみなし子ニコラス
トルコにはパタラという1,700年程前に栄えた港町があったそうです。その頃、ニコラスというお金持ちのおとなしい男の子がいました。ニコラスは8歳の時に、両親を伝染病で亡くして独りぼっちになってしまいます。それからニコラスは、寂しさを忘れるために教会に通うようになりました。
そして神について学ぶ神学校へ進み、伝道師になりました。
毎日、伝道にあるいているうちに、生まれ育った町に、おおぜいの貧しい人、気の毒な人がいることに気が付き、自分の家にあるお金や宝物を全部あげて、多くの人を助けました。貧しく娘を身売りしなくてはならない家族の家に、金ののべ棒をこっそりおいて助けました。
セント・ニコラス
ニコラスは73歳にこの世を去ります。今から1600年程前の12月6日といわれています。やがて、セント・ニコラスをしのぶあつまりが、トルコからギリシアにまでひろまっていきました。そしてお弔いの集まりが、いつの間にか、おめでたいお祝いの日に変わっていきました。
12月6日の前の5日、どこの家のこどもも嬉しくてなかなか眠れません。今のクリスマスにかなり近いですね。やがてイタリアをはじめキリスト教を信仰するヨーロッパの国へ、セント・ニコラスの日は広まっていきました。
言っているうちにナマって変化
オランダ人が新大陸アメリカに渡ったのは有名な話ですが、それは北アメリカ、現在のニューヨークです。オランダ人はおちつくと、まっさきに、セント・ニコラスをしのぶ教会を建てました。
そして何故かセント・ニコラスの日は、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスと一緒になってしまいました。ヾ(゚Д゚ )ォィォィ それまで12月6日に祝っていたのも、繰り下がって12月25日に変わってしまいました。ヾ(゚Д゚ )ォィォィ、
セント・ニコラスもセントがサンタになり、ニコラスをクロスとナマってよんだので、サンタクロースになったそうです。なんじゃそれ エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?