まず、この「ザ・ゴール」のロゴだ。このロゴ、絶対どこかで見たことがある! そう思ったと同時に、コミック版ならきっと時間を短縮して、そのエッセンスを吸収できる。迷わず購入しましたが、その思いは間違いではありませんでした。
ビジネス書の中で、「ゴール」と言われると、「目的の達成」だと誰もが直感します。事業を永続的に運営するためには、お金(利益)が必要になり、利益をあげることは「目的の達成」を測る指標になります。「ザ・ゴール」の中では、「目的の達成」を3つの指標で計測しています。
3つの指標
・スループット
・在庫
・業務費用
・在庫
・業務費用
・スループットとは、販売を通じてお金を作り出す割合
・在庫とは、販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金
・業務費用とは、在庫をスループットに変えるために費やすお金
いくら生産しても在庫が大量に残っていると、会社にお金は残りません。「ザ・ゴール」では、この3つの指標の具体的な運用方法を描いています。
読後、1番納得したこと
人が考えるようになるためには、命令形の「!」マークよりも、疑問形の「?」マークの方がはるかにいい
ヒントやテクニックを現状に置き換えて考えるプロセス。そのプロセスを自己消化することで問題は解決します。そのプロセスを他人に頼ると必ず失敗する。単純に「褒めて育てる」的なことがもてはやされていますが、いかに思考させ、問題を解決し、達成感でモチベーションをあげるのかを考える必要があると私は思います。
褒められた喜びと、達成した喜び、あなたはどちらが大きいですか?